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大人ピアノ

ピアノ

ゆうこサロンには大人になってからピアノを始めた生徒様もいらっしゃいます。「出来るかしら?」と不安げに体験レッスンに来られた方も今では両手で弾けるようになり、ペダルも踏めるようになっておられます。なにより楽しく!が大人ピアノの醍醐味です。お気軽に体験レッスンにいらしてくださいね。体験レッスンのお申込みは公式ウェブサイト内の「体験レッスン」のページからお願いいたします。

無伴奏チェロ組曲

バッハの無伴奏チェロ組曲は長い間、「練習曲」という扱いでしたが、カザルスは人前で演奏しました。それまで、そんなことをしたチェロ奏者はいなかったので、カザルスが演奏したときは一様に驚いたというエピソードが残っています。カザルスについての本を読んでいるのですが、そのなかのエピソードをひとつご紹介します。ピアニストのバウアーが語ったエピソ-ドで、カザルスがスペインでバッハの組曲を演奏したときのエピソードです。

「カザルスの演奏するバッハを聴いているときのこと、舞台係が涙で頬をぬらしているのに気が付いた。

『あの曲をつくったのはヴェルディにちがいないね』そのスペイン人はいった。

『そうだね』とバウアーは、舞台係をがっかりさせたくなかったのでいった。『プログラムに書いてなかったかな?』

『私は字が読めないんだ』と舞台係はいった。『でもヴェルディだってことはわかる。泣けてくるのはヴェルディの音楽だけだから』」(ちくま文庫より)

このエピソードをどうとらえるかは人それぞれだと思いますが、私が思うのは、どれだけ偉大な作曲家か、クラシック音楽家の名前を知らなくても、知識がなくても、人の心をうつのが本当の名曲であり、名演ではないかということです。

鳥の音楽

チェロの神様と呼ばれるパブロ・カザルスが愛奏した「鳥の歌」に登場する鳥は「平和の鳥」でした。カザルスはスペイン激動の時代を戦争や独裁者に屈することなく生き抜き、「私の唯一の武器はチェロです。」と、音楽を通して平和の大切さを伝えました。動画はカザルス94歳のとき、国連本部でのスピーチです。内容の訳をつけておきます。

「空高く舞い上がる鳥たちはこのように歌います。『平和!平和!平和!』。それはバッハ、ベートーベン、そして全ての偉人たちが賞賛し、愛したメロディーです。美しく、私の祖国カタルーニャの魂とも言うべき音楽です・・。」

2020年1月10日のクラシック音楽講座は「鳥の音楽」です。カッコウやツバメ、ヒバリ、ナイチンゲール、白鳥など、クラシック音楽には鳥が登場する曲が数多く存在します。何が登場するかは、当日のお楽しみ。初心者向けの講座ですので、お気軽にご参加くださいませ。詳細はゆうこサロンの公式ウェブサイトをご覧ください。

青ダニ

クラシック音楽にはとにかく略語が多いです。何もそこまで略さないでも、と思うこともありますが、使っているうちに愛着がわいてくるので不思議です。どんな略語があるか、例をあげてみましょう。まずは「メンコン」。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲のことです。「ダフクロ」はラヴェルの「ダフニスとクロエ」、「ドボコン」はドヴォルザークのチェロ協奏曲です。また、ただの省略ではない、ひねり(?)のある略語もあります。「青ダニ」は「美しく青きドナウ」のこと。どうしてダニなの?と思ってしまいますが、ドナウ河は「ダニューブ河」だからです。動画は「青ダニ」です。

次クールの内容が決まりました!

鳥かご

京都新聞のクラシック音楽講座「クラシック音楽のひととき」の次クールの内容が決まりました!毎回、テーマを決めて、作曲家の面白いエピソードや、名曲が生まれた時代背景などのお話をまじえて、クラシック音楽を楽しみます。連続講座ですが、各回完結した内容ですので、途中からでもご参加いただけます。初心者向けの講座ですのでお気軽にお越しください。

2020年

1月10日(金)「鳥の音楽」

2月14日(金)「クラシック音楽とは?」

3月13日(金)「音楽家の恋愛模様」

(いずれも第2金曜日 13:00~14:30 途中入会可能です)

お申込み・お問い合わせは京都新聞文化センター 075-213-8141 までお願いします。

頭痛に効く音楽

今日、ニュースのなかで「偽薬」について話していました。

偽薬とは違法な薬のことではなく、薬のような外見なのに、薬の成分は入っていない食品のことで、乳糖やでんぷんなどを錠剤やカプセル剤にして薬のようにみせたものだそうです。「プラシーボ効果」というのがあって、たとえば、「これ、効きますよ」と薬のように渡すと、飲んだ人のほとんどが治ったと思うそうです。それで、偽薬がどんな場面で使われているかというと、プラシーボ効果を使って、認知症などで薬を飲み過ぎてしまう人に使われているそうなのです。

薬は多用すると副作用がありますので、頭痛も、なるべくなら薬は飲みたくないという人も多いと思います。プラシーボ効果とは関係ないのですが、「頭痛に効く音楽」などもいろいろ紹介されていますね。クラシック音楽でいえば、サン=サーンスの「白鳥」は頭痛が治る音楽として有名(?)ですが、ドヴォルザークの「ユーモレスク」もおすすめです。

標準音楽辞典

標準音楽辞典

クラシック音楽講座の生徒様から「標準音楽辞典」について質問されました。なんでも、ヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんが小学5年生のときにサンタクロースに「標準音楽辞典ください。」とお願いしたというエピソードを語っておられたので、どんな辞典なのか興味を持たれたそうです。「標準音楽辞典」は昭和41年に第1版が発行された1542ページもある分厚い辞典です。序のところには、「音楽之友社創立25周年記念出版として」出版されたと書いてあります。楽語・人名・曲名をすべて1巻に収録したことが最大の特徴、と記載されていますが、その後、補遺が出版され、今は2冊になっているので、現代音楽、ジャズ、ポピュラーなど、新項目が次々に出るたび苦労されたんだろうな、と想像します。 

楽語は辞書のような感じでシンプルですが、たとえば「モーツァルト」の項は24ページにもわたり、かなり読みごたえがあります。項の最後には執筆者のお名前も記載されています。 

ピアノのお話~鍵

ピアノの鍵

パソコンやプリンターには品番のほかに製造番号がついていて、故障したときなどに尋ねられますが、ピアノにも品番と製造番号があります。製造番号でそのピアノが作られた年代がわかるようになっていますので、これから中古ピアノを買われる方は、製造番号を見ると、いつ頃のピアノかを知ることができます。ただ、中古ピアノの場合は、製造年のほかに、前に使っていた人がどんな人だったかで、ずいぶん状態が変わります(保管をきちんとされていたか、たくさん弾いていたか、などです)。ですので、比較的新しいピアノなのに、あれ?と思うことがあるかもしれません。実際にさわってみて、状態を確認することが大切だと思います。

ところで、ピアノの鍵ってどんな形をしているか、ご存知でしょうか。最近は鍵がついたピアノをみることが少なくなりましたが、ヤマハのホームページには、「ピアノの鍵はアップライトピアノ用とグランドピアノ用の2種類となり、新旧や品番に関係なくご使用いただけます。」と書いてあります。そう。家の鍵とは違い、1台1台、違った鍵があるわけではないのです。写真のように、鍵の形はとてもシンプル。なので、鍵を万一、なくしても、簡単に購入できるようです。下の大きな鍵がグランドピアノ、上の小さな鍵がアップライトピアノ用です。レトロな感じでかわいいですね!