ピアノ選び&消音対策

ピアノの種類

本物のピアノと電子ピアノ

グランドピアノ

ピアノは「アコースティック・ピアノ」と「電子ピアノ」があります。アコースティック・ピアノはハンマーが弦を叩くことで音が鳴り、「アップライトピアノ」と「グランドピアノ」があります。「電子ピアノ」は文字通り、コンセントを差し込み、電源を入れて演奏するピアノで、鍵盤を押すと「録音された音」が鳴ります。

 

アコースティック・ピアノと電子ピアノ、どちらを購入するか迷う場合は、練習する時間帯とピアノを置く場所を考えるとよいでしょう。特にグランドピアノの重量は255~400kgですので床の補強が必要な場合があるので注意が必要です。ピアノは音が大きいため、夜に練習される方、ご近所への音洩れを気にする方は、ヘッドフォンで練習できる電子ピアノをおすすめします。

 

*「電子ピアノ」と同じカテゴリーで「キーボード」を思い浮かべる方もおられかもしれません。2つの違いは下に記載しましたので、あわせてご覧ください。

電子ピアノ(ハイブリッドピアノ)

タッチが本物のピアノのよう・・

アバングランド

「電子ピアノ」は録音された音が鳴りますが、メーカーや機種によって音源が異なり、なかには世界の一流ブランド、ベーゼンドルファー「インペリアル」(2000万円級の高級グランドピアノ)の音源が搭載された「ハイブリッドピアノ」もあります。

 

最近では、本物のピアノタッチに限りなく近づけた機種が増え、形も上の写真のようにグランドピアノの形をしているものもあります。電子ピアノとは思えない高級感です。

 

電子ピアノのメリットは、本物のピアノよりも軽い、調律が不要、高級グランドピアノの音源が搭載されている、メトロノームや自動演奏などいろんな機能がある、美しい音でレコーディングできるなどです。部品があれば修理ができるため、思ったより長く使えます。

サイレントピアノ

アコースティック・ピアノに「消音ユニット」を取り付けたものが「サイレントピアノ」です。見た目は本物のピアノですが、誤解されている方が多いので説明しておきます。

 

「サイレントピアノ」は、音が鳴らないようにするために「シャンクストッパー」で打弦を止めてピアノが鳴らないようにしています。そのため、消音中は消音ユニットの「録音された音」を聴くことになりますので、消音ユニットのメーカーによって録音の音源が異なります。ヤマハ、カワイのほか、コルグも有名です。

 

消音しないときはアコースティックピアノの音が出ますが、注意したいのは「鍵盤のタッチ」です。鍵盤が下まで下がりきらないため(ストッパーがあるため)、どうしてもアコースティックピアノとタッチが変わってしまいます。必ず、試し弾きをして、確認してください。

キーボード

キーボード

キーボードは鍵盤が細く、鍵盤数が少ないものが多いです。軽くて持ち運べるので、バンドの方やピアノ初心者におすすめです。ヘッドフォンを使えるので、音洩れも気になりません。機種によっては自動演奏が入っていて、自動演奏と一緒に弾くこともできます。キーボードにペダルはついていないのですが、機種によっては、別売のペダルを購入して、使うことができます。

 

ただ、少しレベルの高いピアノ演奏には不向きです。ピアノの鍵盤数が88鍵に対し、キーボードは61鍵や76鍵など少ないため、楽譜通りに弾けないことが多くなります。また、ピアノの音色も電子ピアノのほうがよいので物足りなくなるでしょう。

防音と消音は違います!

ご近所への音洩れが気になる方

「防音」と「消音」、何が違うのでしょうか。まず、「消音」とは先にお話したように、ピアノの音自体を消すことで、ヘッドフォンで聴けるようにすることです。つまり、電子ピアノやサイレントピアノがそうです。

「防音」とは、ピアノの音を出しつつ、外に音が漏れないないようにすることです。お部屋全体を防音工事する、防音室を作る、あるいは部分的な防音(マットやカーテンなど)をすることです。部分的な防音は完全な防音にはならないため、外に漏れます。防音室も完全な防音ではないのと、実際に演奏したときに聞こえる音色に満足できるかどうか(壁に音が吸われるため音響に満足できるか)、確認しましょう。工事費用は高額です。