美しすぎる!ザウターのピアノ

ザウターのピアノ

美しい木目に繊細な装飾、そしてチッペンデール(猫脚)。まるでクラシック家具のような美しさのこちらのピアノはザウターのものです。

 

ザウターは1819年にドイツで創業したピアノメーカーです。創業者のグリムはベートーヴェンにピアノを提供したシュトライヒャーの工房で修行しました。スタインウェイは1853年、ベーゼンドルファーは1828年に創業したので、それより古い、現存する最古のピアノメーカーとなります。

 

先日、生徒様がこちらのピアノを購入されました。私も弾いてみましたが、上品で明るく透明感のある音色でした。ベヒシュタインもそうですが、ピアノの音の「透明感」が私は大好きです。ザウターのピアノはひとつひとつ、職人さんの手により丁寧に作られています。1100m以上の高地に生息する、樹齢100年以上のドイツ産が使用されているそうです。

 

工場があるのは、森に囲まれたシュパイヒンゲンというところ。南ドイツに位置して、観光としてはホーエンツォレルン城やドナウ河が有名で、美しい街並みです。

 

ほかの生徒様もそうですが、ピアノを探すとき、「運命のピアノ」ってあるのだといつも思います。2025年のショパンコンクールに最年少で出場された中島さんは、ベヒシュタインのアップライトピアノで練習されたことは有名なお話です。ザウターを購入された生徒様も、自分に合ったピアノを見つけられて本当によかったと思います。