ショパンのフォルツァンド②~革命のエチュード

ショパン革命のエチュード楽譜比較

ショパンのフォルツァンドについて、前回の続きです。今回は「革命」のエチュードの楽譜を使います。「革命」は「ピアノの魔術師」と呼ばれたリストが命名しました。

 

前回お話したように、ショパンはフォルツァンド(fz)をよく使ったのですが、印刷の工程でzが抜け落ち、f(フォルテ)になってしまった箇所が多くありました。それで、革命の37小節がf(フォルテ)になっている版(エディション)があります。

 

たとえば、画像の上の楽譜はエキエル版、下の楽譜はコルトー版です。エキエル版はfz(フォルツァンド)、コルトー版はff(フォルテッシモ)になっています。エキエル版の解説では、この部分が印刷の工程でf(フォルテ)になってしまったため fz に訂正したと書かれています。コルトー版ではフォルテ(f)よりさらに強いフォルテッシモ(ff)になっています。

 

フォルテッシモについて、AIの回答が絶妙だったので、ご紹介したいと思います。

 

「フォルテッシモは、曲のクライマックスや感情のピークで用いられることが多く、オーケストラや声楽、合唱、歌曲、ミュージカルなどジャンルによって求められる音色や持続時間が異なります。単に「大きな音」を出すだけでなく、劇的効果や場面の緊張、感情の爆発を表現するニュアンスも含まれます。」