映画「アマデウス」に出てくるお菓子「カペッツォーリ・ディ・ヴェネーレ(Capezzoli di Venere)」をご存じでしょうか。私はその映画を何度も観ましたが、モーツァルトの妻コンスタンツェがサリエリにすすめられておいしそうに食べるシーンが忘れられません。
栗とお酒のチョコレートトリュフにホワイトチョコレートがコーティングされています。
「一度食べてみたい。」と思いながらも、時が経ち、忘れかけていました。ところが、なんと、そのお菓子を先日プレゼントしていただいたのです。初めて見る実物!王室御用達のお品です。(ありがとうございます!)
ところで、映画のなかのサリエリはスキャンダラスに描かれていましたが、全然、そんな人ではなかったという説のほうが正しそうです。
サリエリは多くの弟子を育てたイタリアの作曲家で名教師です。有名な弟子は、ベートーヴェン、リスト、フンメル、チェルニー、モーツァルトの息子など。特にシューベルトは愛弟子だったようです。
サリエリは、レッスンが終わると、レモネードのキオスクでアイスをシューベルトに買ってあげたというエピソードが残っています。資料によると、当時、レモネードは約1,000円、アイスは1カップ約1,700円~5,600円(!)だったといいますから、かなりの贅沢品でした。
ちなみに、コンスタンツェが食べたお菓子も、当時はチョコレートはかなりの高級品だったので、庶民はなかなか食べられなかったのだとか。映画でも甘いものを食べていたサリエリ先生。きっと優しくて、素敵な先生だったと思います。

