私は今、ある本を読んでいます。その本のなかで、ショパンのピアノレッスン料について書かれていましたのでご紹介します。
1831年、ショパンはパリで演奏会デビューを果たし、貴族たちはすぐにショパンの音楽に夢中になりました。サロンでの演奏や貴族の令嬢へのレッスンが彼の収入源になりました。そのレッスン料は「1回20フラン(現在の約2万円)」だとその本に書かれていました。
別の資料によると、「ショパンのピアノレッスン料は1回10万円を超す」と書かれていました。2万円と10万円の違いは「20フラン」のレート換算の違いです。私は、10万円のほうが近いのではないかと考えています。その理由は、ショパンが貴族の夫人や令嬢を相手に教えていたからです。「ショパン先生のレッスンを受けられるなら、いくらでもかまわないわ!」と思ったご婦人方も多かったことでしょう。
ショパンがリストと出会ったのは「サロン」です。当時の芸術家たちは、上流階級の夫人のサロンに入ることが成功の鍵でした。リストの演奏会で失神した女性がいたということですが、それほどドキドキする演奏だったのだと思います。画像は左がショパン、右がリストです。

