先日、「3ケ月でマスターするピアノ」の最終回の放送がありました。この番組でとりあげられたのは、サティの「ジムノペディ第1番」とショパンの「革命」ですが、使用楽譜は番組用に編曲されたスペシャルバージョン(短くしたもの)でした。ですので、番組と同じものを演奏したい人は、テキストが必要となります。
前置きはさておき、私はこの番組をみて、ますます本田先生の大ファンになりました!先生の一言、一言がとにかく心に沁みました。
「音楽はコミュニケーション、演奏家はメッセンジャー」
「この番組は、『革命』をマスターする番組ではなく、『ピアノ』をマスターする番組です。」
「ピアノをマスターするということは、ピアノを通じて自分と向き合い、音楽の深みを知り、人生の楽しみ方を習得すること。」
指導でも先生のユーモアがたっぷり。
生徒「わたしに和音が弾けますかね?」
本田先生「もちろん弾けます!犬だってワオーンといいますから!」
あ・・それって、もしかして、「イオンカード」のワオンチャージのワンちゃんのこと?!(笑)
最終回は「ストリートピアノ」での演奏ということだったのですが、グランドピアノの形をした、白いローランドの電子ピアノでした。カッコイイ!モデルはGP-9かな?約135万円ほどのようです。
よく考えてみると、コンサートホールのように音響が整っている場所ではアコースティックピアノがいいのですが、広場や駅構内のようなザワザワしている場所では、音量調整ができる電子ピアノもいいかも!と思いました。それに、電子ピアノは「常に調律された音」が出るのがよいところ。ストリートピアノのメンテナンスは大変ですから。
「本番は緊張するので、実力の6割出せれば御の字」。
という本田先生の言葉のもと、3ケ月間、練習されたお二人の演奏は、素敵でした。やっぱり、ピアノって素晴らしい!!