オルゴールが日本に入ってきたのは1852年、江戸時代のことです。鎖国していた当時、オランダ人が紹介して、オルガンを意味する「オルゲル」がなまって「オルゴール」になったそうです。
私が子供の頃、家にオルゴールがあって、お昼寝の時間には、オルゴールのねじを巻き、聴いているうちにだんだん音楽が遅くなり、眠りにつく頃にオルゴールも止まっている、という経験をしました。音楽用語でいえば、曲の最後のフェルマータに向かう感じでしょうか。ちなみに、「ブラームスの子守歌」でした。
オルゴールの心地良い響きを聴くと、幸せな気持ちになります。「乙女の祈り」や「エリーゼのために」、「星に願いを」、ジブリの「君をのせて(天空の城ラピュタ)」など、ピアノとは違う響きで聴くのも、とても良いですね。