
私はピアノ講師ですが、国立大学で就職講座を担当した経験から、入試や公務員試験の小論文・面接対策も教えています。7月から9月は入試が多く、忙しい日々を過ごしました。
今年の夏は、同志社小学校、洛南小学校、金沢大学KUGS高大接続プログラム(レポート)を受験される方を教えていました。全員合格され、本当にうれしいです。とはいえ、11月から2月にかけて、大学入試を控えている方の指導はこれからも続きます。
金沢大学KUGS高大接続プログラムというのは特別入試で、課題レポートを書き、評価基準に達すると出願資格を得られるというものです。C判定だと不合格になりますが、一度C判定が出ても、修正して再提出できます。その生徒さんは再提出のレポートを見てほしいということで来られたので、授業では徹底的に修正部分を書き直し、見事合格されました。
大学入試の小論文試験の採点をしたことがありますが、必ず「評価基準」があります。小論文はただ書けばよいというのものではなく、評価される小論文でなければ合格できません。よくある減点対象は、「課題文の論旨が的確に読み取れていない」「資料を把握していない」「論述に一貫性がない」というものです。
小論文は、書いたものを必ず第三者にみてもらうことをおすすめします。わかりやすく、自分の意見を述べられるように、何度も練習することが大切です。