2024年に「私立大6割が定員割れ」というニュースが流れ、話題になりました。京都では池坊短期大学が2024年度の入学生を最後に募集を停止し、京都ノートルダム女子大学も2026年度以降、募集を停止することになりました。京都光華女子大学は2026年度から共学化する予定で、名称も「京都光華大学」に変わります。
私は小学校受験の指導もしているのですが、ノートルダム小学校の説明会に行かれた親御様もとても心配されていました。
これまでも、ノートルダム小学校は共学で、女の子はノートルダム女学院中学校へ進学できますが、男の子は外部受験でしたが、これからは、女の子も大学まで内部進学ができなくなることになります。そのことについて、小学校の説明会でもあったそうです。
大学まで内部進学できると思って小学校を選んだものの、自分が大学を受験するときまで大学があるかどうかがわからない時代に入ったことを痛感します。
また、人気がない学部もどんどん廃止されています。時代とともに、新しい学部が生まれる反面、時代遅れで人気がない学部が出るのは当然で、少子化が加速する今、学生さんたちが興味ある分野の学部を新設することに目を向けなければならないのは仕方のないことだと思います。
先日、「音大は必要か?」というブログを書きましたが、大学は「学位を与えられるところ」です。大学卒業後、どんな未来が描けるかが大学選びのポイントになるでしょう。そして、小学校受験も、これから変わるのだろう、と改めて感じています。