音楽大学の総合型選抜入試について

京都ゆうこサロンピアノ教室

音楽大学の入試も「総合型選抜」があります。音大によって名称に違いがあり、専攻によって違いますが、「実技試験」「小論文」「面接」が実施される大学がほとんどです。

 

総合型選抜は以前は「AO入試」と呼ばれていたもので、大学がアドミッションポリシー(大学側が求める人物像をまとめたもの)と合致した人財を探すため、提出書類や面接、小論文など様々な試験を組み合わせ、一人ひとりを丁寧に評価する入試方式です。ですから、募集要項には「アドミッションポリシー」が書かれています。

 

総合型選抜では、多くの大学の出願書類の中に「自己推薦書」が含まれています。自分が選ばれるような魅力的な自己推薦書になるようにしましょう。ここでさきほどの「アドミッションポリシー」を読んでいるかどうかが問われます。大学側が求める人物、つまり、自分がその大学にふさわしい人物であることを書くようにします。書く内容は「相手に伝わるもの」であることが重要です。コンクール受賞歴がある人は必ず記載しましょう。

 

最後に、当然ですが、書類は期限内に提出しましょう。最近は、宅急便や郵便物が届くのが以前より遅くなっています(ドライバーさんの労働時間軽減のため)。窓口持参不可の大学も多くありますので、早めに提出しましょう。