語学について

ショパン

英語の民間試験について、何かと話題になっていますが、クラシック音楽家たちの語学力はどうだったのか、ということで、ショパンのお話をしたいと思います。

ショパンはポーランド生まれです。母国語はポーランド語です。父親がポーランドに移住してきたフランス人でフランス語の教師だったこともあり、フランス語は堪能でした。高校時代に作曲を学んだユゼフ・エルスナー先生はドイツ語を話したといいますから、ドイツ語も話せたと言われています。シューマン夫妻と会った記録もあります(註:シューマンとは意思の疎通ができなかったとする人もいらっしゃいます)。また、イギリスに行ったこともあるようですが、英語はあまり話せなかったと言われています。

そこで最初の話に戻りますが、幼い頃から英語を勉強して、話せたら、それはそれで良いとは思いますが、大人になってからどこの国の言語が必要になるかは、就く仕事などによって変わるので、子供時代の貴重な時間に学ばなければならないことは英語以外にもたくさんあるような気がします。言語ありきではなく、人がいるからそこに言語がある、と思うからです。