標準音楽辞典

標準音楽辞典

クラシック音楽講座の生徒様から「標準音楽辞典」について質問されました。なんでも、ヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんが小学5年生のときにサンタクロースに「標準音楽辞典ください。」とお願いしたというエピソードを語っておられたので、どんな辞典なのか興味を持たれたそうです。「標準音楽辞典」は昭和41年に第1版が発行された1542ページもある分厚い辞典です。序のところには、「音楽之友社創立25周年記念出版として」出版されたと書いてあります。楽語・人名・曲名をすべて1巻に収録したことが最大の特徴、と記載されていますが、その後、補遺が出版され、今は2冊になっているので、現代音楽、ジャズ、ポピュラーなど、新項目が次々に出るたび苦労されたんだろうな、と想像します。 

楽語は辞書のような感じでシンプルですが、たとえば「モーツァルト」の項は24ページにもわたり、かなり読みごたえがあります。項の最後には執筆者のお名前も記載されています。