白鳥の歌

シューベルト

先日、シベリウスの「トゥオネラの白鳥」をご紹介しましたが、今日は「白鳥の歌」について、お話したいと思います。

「白鳥の歌」はシューベルトの14曲の歌をまとめた遺作集です。「白鳥は死の直前だけ美しい声で鳴く」というヨーロッパの言い伝えにちなんで、遺作集に使われました。ギリシャ神話のなかで、白鳥は音楽の神アポロンによって創られたとされています。

「白鳥の歌」のなかの「セレナード(セレナーデ)」は中でも有名です。もともとはドイツ語の歌詞ですが、堀内敬三による日本語の歌詞は古典的で、「洩る月影」や「たゆたいそ」という言葉が繰り返され、不思議な響きが心地よく聴こえます。写真はシューベルトです。